2019年10月14日
10月14日生まれ
トニー谷 (芸人)
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1917(大正6年)年10月14日、東京府東京市京橋区銀座(現:東京都中央区銀座)出身。
妊娠中に実父を亡くし、戸籍上の父として届け出た血縁上の伯父と実母という複雑な家庭に育ち、やがて実母も亡くし伯父の虐待に悩まされ家業の手伝いを理由に中学校を中退させられる。それに堪え兼ねて家出をし自活を開始。薬屋に就職し1938(昭和13)年に出征、2年後に除隊後ホテル業に就職するも1942(昭和17)年に再度出征。終戦を迎え捕虜収容所生活を経て1945(昭和20)年12月に復員。
1946(昭和21)年11月、事務員としてアーニー・パイル劇場(東京宝塚劇場。終戦後GHQに接収されていた)に就職。大道具の仕事や演出助手などをこなし、やがて進駐軍のアメリカ赤十字クラブから進駐軍相手の慰問芸能団編成の斡旋として引き抜かれ有名芸能人とのコネを築く。その後東宝渉外部に転職し、日劇ダンシングチームなど出演者の起用を行っていた。「トニー」という名はこの時外人出演者によってつけられたあだ名である。芸人としてデビューしてからは以上の過去をすべて封印した。
デビューのきっかけは1949(昭和24)年、日米野球のために来日した米プロ野球サンフランシスコ・シールズ軍を招いての歓迎会での司会であった。以後、「さいざんす」「家庭の事情」「おこんばんは」「ネチョリンコンでハベレケレ」「レイディースエンジェントルメン、アンドおとっつぁんおっかさん」「バッカじゃなかろか」など独特の喋りで爆発的な人気を博す。リズムに乗りそろばんを楽器のようにかき鳴らす珍芸が売りで、妙な英単語を混ぜたしゃべりは「トニングリッシュ」と称された。短めのオールバックにコールマン髭、吊りあがったフォックスめがねがトレードマーク。世間がジャズブームの波にのると、ジャズコンサートの司会者として引っぱりだこになり、芸能界の寵児と呼ばれた。しかしその人気は尊敬に値しない単なる風俗現象としてとらえられた。
芸人として軌道に乗っていた一方、共演者・客・視聴者・世間のすべてをバカにした態度をとっていた。無礼な芸風の芸人については「しかし舞台裏では礼儀正しかった」というようなエピソードが語られることが多いが、舞台裏でも一貫して無礼だった。先輩芸人への敬意が欠け(唯一の例外は榎本健一)、女性共演者に対してはセクハラを仕掛けた。こうして徹底的に嫌われる振る舞いが仇となり長男の誘拐事件まで発生した(長男は無事救出され犯人は逮捕)。
赤塚不二夫のマンガ『おそ松くん』に登場するイヤミのモデルになったのは有名。
1987(昭和62)年7月16日、69歳で死去。
(wikipediaより引用)
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Posted by イリー・K at 23:58│Comments(0)
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