わが絵筆に狂いあり

藤岡琢也 （俳優）
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1930（昭和5）年9月4日、兵庫県姫路市出身。
1949（昭和24）年、関西学院大学文学部に入学するが、翌年に病気のため中退。入院中にラジオ作家の堀江史朗の弟と知り合い、退院後、芸能界入りのため堀江を頼って上京した。
1957（昭和32）年に劇団「葦」へ入団。当初は「平凡な顔立ち」という理由で、外国ドラマ・アニメなどの声優としての活動をしていたが、1966（昭和41）年に『事件記者』に急逝した清村耕次の後任としてレギュラー出演し、世間に広く知られた。続いて『横堀川』での主人公を慕い協力する寄席芸人・ガマ口役でその演技力を認められ、第4回ギャラクシー賞を受賞した。
初の主演映画は1970（昭和45）年の『喜劇 がんばれ日本男児』。1969（昭和44）年から森繁久彌主演の映画『社長シリーズ』にも数本出演し、1970（昭和45）年には明治座において森繁劇団10周年記念公演に出演した。1986（昭和61）年10月29日から、TBS系で放送された森繁主演のテレビドラマシリーズである『おやじのヒゲ』に10年にわたってレギュラーとして出演した。
テレビドラマでは、大阪を舞台とした商人ものやホームドラマなどに数多く出演。特にホームドラマでは、小太り・黒縁の眼鏡・口ヒゲといった特徴的な風貌で登場し、「家に帰ると背広から和服に着替えて一杯飲む」という、一時代前の典型的な日本の父親を努めて演じた点での功績が大きい。
1975（昭和50）年、橋田壽賀子脚本「愛ってなぁーに」の出演をきっかけに、その後、多くの橋田作品に起用された。特に1990（平成2）年よりスタートした『渡る世間は鬼ばかり』での五人姉妹の父親である岡倉大吉役は晩年の代表作と言われ、認知度も高い。
テレビCM出演では1969（昭和44）年から2004（平成16）年までの35年間の長きに渡って出演したサンヨー食品の「サッポロ一番みそラーメン」が有名である。
2006（平成18）年10月20日、76歳で死去。
（wikipediaより引用）
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