わが絵筆に狂いあり

千秋 実 （俳優）
---------------------------------------------------------------
1917（大正6）年4月28日、北海道中川郡恩根内村（現在の美深町）生まれ。
中学校時代は陸上部に所属し、400m走者・跳躍選手として活躍。将来を期待されたが足首捻挫で陸上競技を断念。子供の頃から芝居が好きだったことから俳優を志し、東京にいた兄を頼って上京、代々木の名教中学に転校する。
1936（昭和11）年、中央大学専門部法科に入るが、芝居に興味を持って新築地劇団に研究生として入団、同年11月の同劇団公演『女人哀詞』（山本有三原作）で初舞台を踏む。1938（昭和13）年3月、劇団を脱退。五月座を結成するが、翌1939（昭和14）年3月、大学卒業と同時に兵役につき歩兵第26連隊に入隊、五月座は自然消滅する。1942（昭和17）年7月に除隊後、8月に佐々木孝丸の1人娘である女優の佐々木踏絵と結婚する。その後、移動演劇隊・ほがらか隊の隊長として終戦まで各地を巡演する。
戦後の1946（昭和21）年5月、踏絵夫人とともに薔薇座を結成し、久藤達郎原作の『新樹』を旗揚げ公演として神田一ツ橋の共立講堂で上演する。数々の創作劇を上演し、特に評判が高かった『堕胎医』を観劇した黒澤明によって1949（昭和24）年に『静かなる決闘』の題名で映画化された。これが縁で黒澤にすすめられて『野良犬』にレビュー劇場の演出家役で映画初出演する。これを機に薔薇座を解散し、以降は映画俳優に転向する。黒澤作品には中心的脇役として計11本に出演。『隠し砦の三悪人』で藤原釜足と演じた農民コンビは、ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』に登場した2体のロボット（R2-D2とC-3PO）のモデルとなった。
1960年代からはテレビドラマにも出演するようになり、乙羽信子と夫婦役を演じた『ママちょっと来て』でお茶の間の人気を集め、その後も『肝っ玉かあさん』などのホームドラマに父親役で出演した。
1975（昭和50）年、ドラマ『微笑』で高峰秀子と共演するが、生田スタジオで収録中に脳内出血で倒れ入院し、翌1976（昭和51）年のドラマ『喜びも悲しみも幾歳月』で再起する。そこに至るリハビリの過程は、1979（昭和54）年に刊行した『生きるなり』（文藝春秋）につづられている。
1985（昭和60）年、伊藤俊也監督の『花いちもんめ。』での老人役で第9回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞など、数々の演技賞を受賞する。
1999（平成11）年11月1日、82歳で死去。
（wikipediaより引用）
---------------------------------------------------------------
＜その他の著名人＞
オスカー・シンドラー【実業家】
フェルッチオ・ランボルギーニ【技術者】
川頭 義郎【映画監督】
リチャード・サラフィアン【映画監督】
篠原 とおる【漫画家】
サダム・フセイン【政治家】
ブルーノ・カービー【俳優】
ジェイ・レノ【タレント、司会者】
辻元 清美【政治家】
生稲 晃子【女優】
ペネロペ・クルス【女優】
江口 のりこ【女優】
ジェシカ・アルバ【女優】
お誕生日おめでとうございます。