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2015年04月12日

コトブキツカサ

コトブキツカサ その男はウッチャンナンチャン司会の特番「ザ・イロモネア」の無名若手芸人版みたいなやつでピン芸人として出場し、くりぃむしちゅー・有田の運転手という紹介のされ方をしていた。漢字表記で「寿司(ことぶきつかさ)」という名義であった。実はその前にはコンビで活動しており「ピテカンバブー」と名乗っていたそうだ。このコンビ名だけは「ボキャブラ天国」に一度か二度出ていたことを私は記憶している。しかしこの両番組でどんなネタをやっていたのか全く記憶にない。面白く無かったんだろう。そして現在、映画関連のイベントやCS中心のテレビ番組などでよく耳にするのが映画パーソナリティーを自称するコトブキツカサ(以降コトブキ)である。

 映画業界にはびこっている映画パーソナリティーや映画コメンテーターなんてのはわんさといる。そこで他の同業者よりも目立とうと本業とはまた別に特技や個性、抱えている境遇などの強みが必要になって来る。実際にテレビを見ていても本業とは関係無いところで呼ばれている人はいる。Lilicoは「肉食系キャラ」で有村昆は「奥さんは年上の元女子アナ」として顔を出したりしている。コトブキはまだ芸人を兼業しているらしいが「兼芸人」を売りにするには弱過ぎる。ピンでもコンビでもモノには出来ない実績があるわけだし。そこでコトブキは考えた。持ち前の映画知識に心理分析をドッキングさせた「映画心理分析」なるものを考案した。どういうものかというと好きな映画を3本(パッと頭に思い浮かぶのが条件らしい)挙げてもらい、それから隠れた深層心理がわかるというもの。いかにも女性ウケしそうな特技である。メジャーなものっておおよそそっちの方から話題になって火がついたりするし。それがまたつまらないけど。では、その的中率はいかほどか?分析対象者3人のうち2人が当たってるとのことでかなりの確率(残った1人は黙秘)。しかしこれを確認したのはネットで1サイトだけだったのだが、もっと深いところまでネットを探れば突き当たるのだろうがあまりの少なさから浸透するまでにはまだまだな現状がうかがえる。

 こんなに面白く無いのにおまんまが食べられる世界が存在することがちょっとした驚きであった。しかし、先日見た「オモクリ監督」で更に驚いた。千原ジュニア、劇団ひとり、バカリズムのレギュラー陣に加えゲスト数名の芸人が作った短編映像作品をビートたけしら審査員が審査する番組なのだが、その審査員席にコトブキがいたのである。現在のいわばお笑い界の頂点にいる人と同じ席に座っている。映像イコール映画関係ということで呼ばれたのだろうがこれ以上の理不尽があろうか。へぇ〜、えらいんだねぇー、映画パーソナリティーって。そんなコトブキにこの一言を送りたい。「芸人くずれが芸人を審査すんじゃねぇよ!」この一言が言いたくて今回取り上げてみたのでした。
 
コトブキツカサ



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Posted by イリー・K at 18:46│Comments(0)【顔】
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